鶴山の家
所在地 津山市小原
主要用途 専用住宅
家族構成 夫婦+子供2人
敷地面積 573.87㎡
建築面積 57.86㎡
延床面積 108.97㎡
構造規模 木造、地上2階 (スキップフロア)
撮 影 大竹静市郎、岸本泰三建築設計室
住宅地の狭い敷地に建つ若い家族のための住宅。両親の家の敷地内に、母屋と接するようにして建てられた。母屋は前面道路より1.2m 高い位置に建っている。制約の多い敷地条件の整理と、施主の希望する「遊園地のような遊び心のある家」を見つける事から、この計画は始まった。
道路に面する2枚の壁が、セキュリティとプライバシーを守る役目を担った、最もプリミティブな装置である。玄関を入って、すぐに広がる吹抜けの土間は、外部空間の少ないこの住宅の「軒下空間」あるいは「内庭」に見立てた、子どもたちの遊び場である。この土間を中心に、スキップフロアで断面を展開し、平面的な狭さを意識させない生活空間を提案した。屋上には、杉板とグレーチングのデッキを設け、家族のコミュニケーションの場とした。
道路に面する2枚の壁が、セキュリティとプライバシーを守る役目を担った、最もプリミティブな装置である。玄関を入って、すぐに広がる吹抜けの土間は、外部空間の少ないこの住宅の「軒下空間」あるいは「内庭」に見立てた、子どもたちの遊び場である。この土間を中心に、スキップフロアで断面を展開し、平面的な狭さを意識させない生活空間を提案した。屋上には、杉板とグレーチングのデッキを設け、家族のコミュニケーションの場とした。