上河原の家
所在地 津山市上河原
主要用途 専用住宅
家族構成 母+子供1人
敷地面積 330.60㎡
建築面積 145.35㎡
延床面積 119.35㎡
構造規模 木造地上1階
撮 影 岸本泰三建築設計室
津山市の郊外に建つ、お母さんとその息子さんの二人住まいの住宅である。
玄関の延長にあるコンクリートの土間は、親子の関係の精神的なバッファゾーンとなる。「それぞれ別棟に 生活したい」という施主の当初の要望への回答として土間 兼 ホールを提案した。外から見れば一つの屋根 の下ながら、夏は風が通り抜け、冬は観葉植物の並ぶ道路の趣であってよいと考えた。母屋からは構造的に 離れた屋根付きの車庫が、前面道路からのエントランスとしての重要な役割を担う。それは、小さな住宅に 奥行きと広がりを期待させてくれる。
玄関の延長にあるコンクリートの土間は、親子の関係の精神的なバッファゾーンとなる。「それぞれ別棟に 生活したい」という施主の当初の要望への回答として土間 兼 ホールを提案した。外から見れば一つの屋根 の下ながら、夏は風が通り抜け、冬は観葉植物の並ぶ道路の趣であってよいと考えた。母屋からは構造的に 離れた屋根付きの車庫が、前面道路からのエントランスとしての重要な役割を担う。それは、小さな住宅に 奥行きと広がりを期待させてくれる。