メディカルクレオ
所在地 津山市沼
主要用途 調剤薬局
敷地面積 1331.98㎡
建築面積 279.43㎡
延床面積 441.73㎡
構造規模 木造、地上2階
撮 影 後藤健治
OTM薬局は岡山県の北部の津山市を中心に県内に10店舗を展開する調剤薬局である。クレオは計画道路による立ち退きで新築移転をした本社屋である。
当設計室は最近の3店舗を継続して設計・監理をさせていただいている。施主の要望である「日本の一般的な調剤薬局のイメージを一新する建築」を提案することが求められた。大手町薬局の3作を通しての建築的なコンセプトは、外部と内部の中間領域を、その建築の置かれる場所によってどう扱うかということであった。また、その操作によって空間の奥行を感じられる建築を目指している。
この本社屋では駐車場と建築の間に、バッファゾーンとして垂直をイメージした植樹帯を計画して、外壁の微妙に傾斜したスリット(開口部)との呼応を試みた。植樹は建築の形態上のエッジを柔らかくしてくれる効果がある。
病院づけになりがちなお年寄りがこの薬局に来られて、林の中の「木漏れ日」に出会ったときのようなリラクゼイションを感じてもらえるよう、意識的にボリュ-ムのある植栽を心掛けた。
当設計室は最近の3店舗を継続して設計・監理をさせていただいている。施主の要望である「日本の一般的な調剤薬局のイメージを一新する建築」を提案することが求められた。大手町薬局の3作を通しての建築的なコンセプトは、外部と内部の中間領域を、その建築の置かれる場所によってどう扱うかということであった。また、その操作によって空間の奥行を感じられる建築を目指している。
この本社屋では駐車場と建築の間に、バッファゾーンとして垂直をイメージした植樹帯を計画して、外壁の微妙に傾斜したスリット(開口部)との呼応を試みた。植樹は建築の形態上のエッジを柔らかくしてくれる効果がある。
病院づけになりがちなお年寄りがこの薬局に来られて、林の中の「木漏れ日」に出会ったときのようなリラクゼイションを感じてもらえるよう、意識的にボリュ-ムのある植栽を心掛けた。