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外観(夜景)
 
 
沼の家
所在地  津山市沼
主要用途 専用住宅
家族構成 夫婦
敷地面積 502.31u
建築面積 209.12u
延床面積 178.95u
構造規模 木造、地上1階
   
 

 津山市郊外に建つ、「高齢に向けての夫婦2人の生活の場」としての住宅である。
 一般に住宅の北側は、風呂・便所・勝手口等いわゆる裏の顔を見せている。「沼の家」は、主要道路から少
し奥まった所に位置し、その道路から唯一住宅の佇まいが見える北側に、エントランスと玄関を、南側の庭に
面して居室を配置し、バリアフリーを視野に入れた計画とした。
 庭と室内の床のレベル差は少なく、ベタ基礎とすることで250mmとした。テラスをはさんで苔のむした庭
と居間との段差をほとんど感じさせない、室内と庭との一体感を持たせる事を意図した。床下には地元産の炭
を施主と当設計室のセルフビルドで敷き込んだ。床下の調湿と共に、室内の床に換気口を設けて、室内と床下
の自然換気による、炭の効用を得る試みである。
 アプローチは、坂道の前面道路と玄関のレベル差(約1400mm)をスロープで結び、玄関と前庭のしつらえと
して、踊り場やスロープの廻りには沢山の植栽を配した。心地よいスロープと列柱は緑に囲まれ、隣人とのコ
ミュニケーションの空間となリつつある。

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