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バスクル(勝間田の家)

 

所在地  勝央町勝間田
主要用途 専用住宅
家族構成 夫婦+子供1人
敷地面積 265.32㎡
建築面積 48.34㎡
延床面積 54.16㎡
構造規模 木造、地上2階
撮 影   岸本泰三建築設計室
 ご夫婦と4歳の息子さんの3人家族の住まいである。「家族がひとつの空間で寄り添って暮らせる住宅」「余
暇にガーデニングや畑仕事がしたい」が要望としてあげられた。
 計画は、南北に採光・通風の窓を集中し、東西の壁にはほとんど開口部は無い。大きな壁を残して、収納・
本棚・階段をそれに沿わせた。採光はハイサイドライトからの優しい光を確保した。玄関を見え隠れさせる横
格子は、生活の中心(居間)と外部空間との距離感をもたせ、小さな住まいでも、奥行きと拡がりを感じられ
る生活空間を目指した。8畳の板の間が、居間、食堂兼寝室である。 浴室・洗面・脱衣・便所は合理化され、
必要最小限の住宅が実現した。
 もうひとつの特徴は、自立環境型住宅(エネルギー消費削減住宅)を積極的に検討した住宅である。 暖房は
ペレットストーブを採用、太陽光発電設置のための先行配管も施工済みで、5年後をめどに設置予定である。
また、エントランスの壺は畑の水やりのための雨水槽である。
 「バスクル」(にわとり小屋:仏語)は、基本設計が承認されたとき、「酉年」生まれの施主が命名したも
のである。その名の通り、波トタンのストイックな外壁が、この住宅を特徴付けている。